皆さんはグルテンは体に悪いということは聞いたことがあると思います。
果たして本当にグルテンは体に悪いのでしょうか?
結論から言いますと、グルテンは人によっては体に不調をもたらす恐れがあります。
そもそもグルテンとは、小麦粉に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」という2種類のたんぱく質が水を加えてこねることで、絡み合ってできる成分のことです。
食品に弾力と粘り気を与えて、生地の伸びをよくすることでさまざまな食感を生み出します。
たとえば、パンのもちもちとした食感やケーキのなめらかな食感は、小麦粉に含まれるグルテンの作用によるものです
小麦粉から作られる食品には、例えば、うどん・パスタ・パン・クッキーなどがあります。
グルテンが体に悪いと言われる原因としてはグルテンは体内で消化されにくいため、異物となって蓄積し、腸内環境を悪化させるからであると考えられます。
グルテンが体質に合わず、腸にグルテンが張りついて炎症を起こすと、肌荒れなどの症状が起こってしまう方もいます。
そういう方は小麦粉からできている食べ物をグルテンフリーのものに変えるだけで肌荒れや疲労感などがなくなり、一気にげんきになる可能性もあります。
市販でグルテンフリーのものを購入しようと思うと値段が高かったり、そもそもグルテンフリーの商品を販売していないお店も多くあります。そのためグルテンフリーは手作りがおすすめです。小麦粉の代わりに米粉やオカラパウダーを使用することで小麦粉を使わずにパンやお菓子、パスタなどを食べることができます。米粉やオカラパウダーは大体のスーパーに置いてありますので、グルテンフリーに興味がある人は探してみてください。
米粉を使ったおすすめのレシピは以下の通りです
米粉を使った料理5選のレシピをご紹介します。
1. 米粉パンケーキ
材料(2〜3人分)
• 米粉:150g
• ベーキングパウダー:小さじ1
• 砂糖:大さじ1
• 牛乳:200ml
• 卵:1個
• バター:適量(焼く用)
作り方
1. ボウルに米粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れて混ぜます。
2. 別のボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えてよく混ぜます。
3. 1の粉類に2の液体を少しずつ加え、滑らかになるまで混ぜます。
4. フライパンを中火で温め、バターを溶かし、適量の生地を流し入れて両面を焼きます。きつね色になるまで焼いたら完成です。
2. 米粉の唐揚げ
材料(2人分)
• 鶏もも肉:300g
• 米粉:大さじ3
• 醤油:大さじ2
• みりん:大さじ1
• 酒:大さじ1
• 生姜、にんにく(すりおろし):各小さじ1
• 揚げ油:適量
作り方
1. 鶏肉を一口大に切り、醤油、みりん、酒、生姜、にんにくを合わせた漬け汁に30分ほど漬け込みます。
2. 鶏肉に米粉をまぶします。
3. 油を180度に熱し、鶏肉をカラッと揚げます。表面がきつね色になり、内部まで火が通ったら完成です。
3. 米粉シフォンケーキ
材料(17cm型)
• 米粉:70g
• 卵:4個
• 砂糖:80g
• サラダ油:40ml
• 牛乳:50ml
• ベーキングパウダー:小さじ1
作り方
1. 卵白と卵黄に分け、卵白はメレンゲを作ります(砂糖の半量を加えながら)。
2. 卵黄に残りの砂糖を加えて泡立て、サラダ油と牛乳を加えてよく混ぜます。
3. 米粉とベーキングパウダーをふるい入れて混ぜます。
4. 3にメレンゲを数回に分けてさっくり混ぜ、型に流し入れます。
5. 170度に予熱したオーブンで約30分焼きます。
4. 米粉のお好み焼き
材料(2枚分)
• 米粉:100g
• 水:120ml
• キャベツ:1/4個(千切り)
• 卵:1個
• 豚バラ肉:100g
• お好み焼きソース、マヨネーズ、かつお節、青のり:適量
作り方
1. ボウルに米粉と水を入れてよく混ぜ、卵も加えてさらに混ぜます。
2. 千切りにしたキャベツを加えてざっくり混ぜます。
3. フライパンに油を熱し、生地を流し入れ、その上に豚肉を乗せます。
4. 両面を中火でじっくり焼き、火が通ったら皿に移し、お好み焼きソースやマヨネーズでトッピングします。
5. 米粉のニョッキ
材料(2人分)
• 米粉:100g
• じゃがいも:2個
• 塩:少々
• オリーブオイル:大さじ1
• ソース(トマトソースやクリームソースなど):お好みで
作り方
1. じゃがいもを茹でて、皮を剥いてつぶします。
2. つぶしたじゃがいもに米粉と塩を加え、こねてひとまとまりにします。
3. 生地を細長く伸ばし、一口大に切り分け、フォークで表面に軽く溝をつけます。
4. 沸騰したお湯に入れ、浮いてきたら取り出します。
5. お好みのソースをかけて完成です。
どれも簡単に作れるので、米粉を使った料理に挑戦してみてください。